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2025年
2025年03月07日
ライドシェア反対行動―自交総連
自交総連は、国土交通省前で中央行動を行ない、200人が参加しました。「ライドシェア全面解禁反対」「タクシー運転手の労働条件を改善しろ」とシュプレヒコールをあげ、請願行動に取り組みました。
ライドシェアは、一般ドライバーが自家用車を使って有償で乗客を運送するもの。白タク行為であり、道路運送法で原則禁止ですが、国は昨年4月から東京都など一部区域、時間を限定して解禁し、大阪・関西万博開催期間中の府内での24時間運行も認めました。
主催者あいさつした庭和田裕之委員長は、タクシー労働者は2002年の規制緩和で低賃金、長時間労働に苦しめられており「国交省はまた同じ過ちを繰り返すのか」と批判。タクシー産業がこれまで規制してきたのは利用者の安心・安全、農業で働く労働者の生活を守るためだとして「規制緩和の道を進ませてはならない」と訴えました。
東北地運の石垣敦書記長は「東北各地でタクシー会社の倒産・廃業が相次いでいる。国交省は経営維持・労働改善を本気で考えてほしい」と強調しました。
日本共産党の堀川あきこ衆院議員が連帯あいさつしました。
(しんぶん赤旗2024年3月7日付掲載)