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2025年

2025年01月16日

能登半島地震から1年の被災地調査、被災者から聞き取り


1月16日、能登へ。

今朝、東京の宿舎を出て、1日2便の、のと里山空港への飛行機に乗り、羽田から1時間で到着。

午前は珠洲市。
地震で倒れたお寺の本堂。住職の方が仮設にいらっしゃって「まずは住宅が先。お寺がそれよりも先に建て直すのはおかしい」と。
住宅だけじゃない、お寺も含めて地域の再生。

仮設住宅でお聞きした声。
「いまから家の再建はなぁと思うが、子どもたちと年に何度か集まれるような小さな家があればと話し合った。でもいざ見積もりとるとまかなえない」
「豪雨災害でさらに被災。家族みんなバラバラの避難生活になった」

輪島に向かう途中で、原発建設を住民運動の力で止めた高谷地域へ。
高台が原発運動の象徴。高台から見下ろす海岸は、地震で地面が大きく隆起。原発がなくて本当に良かった。
隆起した海岸をみて、もし建っていたらと思うとゾッとする。