ニュース

2025年

2025年01月17日

阪神・淡路大震災から30年―1.17追悼メモリアル集会に参加


神戸の長田区で開催のメモリアル集会に、 山下よしき参議院議員と参加しました。

30年間の軌跡と課題、教訓を室崎益輝神戸大名誉教授、そして能登については井上英夫金沢大名誉教授から講演。
どこに誰と住むかの自己決定と権利の保障、国の責任について深く共感するお話でした。
そして、やはり被災者の声と運動の力強さを感じました。

集会後、長田区を森本神戸市議に案内していただきました。地域の追悼の催しやモニュメント、焼け跡が残る公園の外灯など、爪跡を回りました。地域ごとに自治会などが毎年追悼の催しを開催されます。高齢化するなかで担い手問題もあるとか。

商店街の地下にあるフォトギャラリーでは、長田区の歴史、どんな文脈で震災に遭ったのか、震災後の区画整理や再開発の流れも見ることができました。こうした展示は大事ですね。

商店街では、お茶屋さんにお話を伺いました。
震災後、ビル建設とそこにテナントとして入ること前提の話が持って来られた、それで賑わうからと。でもその時背負ったローンが30年経った今でもたくさん残ってる、家のローンもあるのに、と怒りを露わにする店主さん。

「創造的復興」がもたらしたもの、怒りと悲鳴のような声は忘れられません。
最後、新長田駅前でキャンドルの献火。